最近、年金の質問が多いです。
日本の年金制度ってネズミ講みたいに破綻するのですか?
答えは、『いいえ』です。
詐欺であるネズミ講は、早い者勝ちで、最後は配当が貰えなくなって終わりです。
つまり主催会社が倒産して、ひどい場合は主催者達が逃げちゃいます。
でも年金制度は、最後まで払ってくれます。
ただ額が少なくなるだけです。
今、年金を受給している方は、2.5人の現役世代が払っている年金がスライドしてます。
正確には違いますが、ややこしいので。
私達の時は少子高齢化で、1人の現役時代の方が1人を支えます。
では、なぜそれがネズミ講チックなのか?
それは払った金額より、もらう金額の方が圧倒的に少ないからです。
余談ですが、最近のネズミ講は良くできてます。
昔にちょっと面識があるけどほとんど忘れていた方からお誘い?が、たま〜にあります。
彼ら(彼女ら)は最高の投資話と誘ってきますが、どう見てもそれはネズミ講の話が多いです。
しかも、あなたはどれくらい投資した?と聞くと大体1口、しかも1口が数万円(~_~;)。
私はメンターから、世界の富裕層が投資するような案件に投資しなさいと教わっているので、1口数万円のものは富裕層はやらないですね。
そして巧妙なのが、破綻させないで、配当を徐々に少なくしていきながら、キャンペーンの称したものをうまく活用してお金を集めて分配してます。
だから数年以上に渡り続いているネズミ講も存在します。
でも最後は配当がスズメの涙程度になりますけどね。
ひどいものには、配当が最初の数千分の一になったものもあるようです(~_~;)
では年金制度はそうならないのか?
ならない理由があります。
それは強制的に国民から徴収できるし、途中出金できないからです。
ネズミ講といえど配当が少なくなれば、出金ができます。
しかし年金制度ではおかしいと思っても会社にお勤めなら、給料から天引きされますし、もちろん出金もできません。
でも、考え方を変えて見ませんか?
将来の年金制度のことを嘆いているより、それは仕方ないことだと割り切り、自分の力で未来を切り開いた方が良いと思います。
つまり、現在の延長線上の未来ではなく、自在人を目指すと一念発起することです。
決めればだんだん自在人に近づいていきますよ。